【教えて!シエナの家づくり】その89.シエナが室内干しをおすすめする理由
家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第89回の質問は「シエナの家にバルコニーがないのはなぜ?」です。
新潟の気候風土には室内干しがおすすめ
シエナホームデザインの家は、室内干しを想定したものが多いです。バルコニーやベランダの代わりにサンルームを設け、そこで洗濯物を干すような構造になっています。脱衣場に物干しスペースを設けている家も多いです。
新潟の気候風土では、洗濯物を外に干すよりも、室内に干した方がいいからです。
新潟は降水量が多く、日照時間が少なく、特に冬季はほとんど晴れの日がありません。新潟の冬は長いですから、バルコニーやベランダを作っても、夏以外はほとんど外に洗濯物を干せません。
冬から春になり、外干しができる気候になっても、今度は黄砂が気になります。
雨や雪、黄砂、花粉などのことを考えると、新潟で外干しができるタイミングはかなり限られてしまいます。
室内干しは結露やカビの原因にならない?
室内干しだと湿気が気になるという方も多いでしょう。特に窓を開ける機会が少なく、結露もしやすい冬は、湿気がこもりやすいのではと不安になるかもしれません。
これは、エアコンを使うことで解決できます。最近はほとんどの家庭が暖房にエアコンを使っています。エアコンには空気が乾燥してしまうデメリットがありますが、室内に干した洗濯物から出た湿気が、お部屋の乾燥を防いでくれるのです。
ちなみに、室内の理想の湿度は50%ほどです。冷暖房にエアコンを使い、室内干しをすることで、室内の湿度が理想の状態に近づいていくでしょう。
なお、暖房が石油ストーブや石油ファンヒーターだと湿度過多の状態になってしまいます。部屋の空気が汚れることもあり、シエナホームデザインではこれらの暖房器具はおすすめしていません。
シエナがバルコニーをおすすめしない理由
室内干しをおすすめするもうひとつの理由が、バルコニーやベランダを作ると住宅の機能が落ちるためです。
バルコニーやベランダを作ると、外壁部分に凹凸ができ、外気に接する面積が大きくなります。断熱気密の施工も難しくなり、エネルギー損失は大きくなります。
要するに、暖気や冷気が外に逃げやすくなり、電気代が高くなってしまうのです。
家事動線にもこだわったシエナのサンルームを見てみてください
シエナホームデザインでは「新潟の気候風土に外干しは適さない」「室内干しをすることで調湿ができる」などの理由から、室内干しを推奨しています。
バルコニーを作っても、あまり使わないからと、後から窓をつけてサンルームにしてしまうという家も多いです。バルコニーやベランダを作ると断熱気密の性能も落ちてしまいます。
これらの理由から、シエナホームデザインでは室内干し用のサンルームを作ったり、脱衣場に物干しスペースを設けたりすることをおすすめしています。
「サンルームってあまり見たことないけどどんな感じなの?」「物干しスペースの分脱衣場が狭くならない?」と不安を感じる方もいるでしょう。
そんな方は、下記リンクから施工実例をぜひご覧ください。シエナホームデザインは限られた空間を有効活用することを得意としています。洗濯物の干しやすさ、取り込んでからの片づけやすさといった「家事動線」を意識して、家づくりをしています。
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