【教えて!シエナの家づくり】その48.安い材料を選ぶと、家づくりのコストは下がる?

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2022年06月05日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第48回の質問は「安い材料を選ぶと、家づくりのコストは下がる?」です。

安いからといって、選んではいけない材料もある


家づくりには材料費や施工費、設備費など、さまざまな費用がかかります。家づくりのコストを少しでも抑えるために、安い材料を使いたいと考えるのは自然なことです。

しかし、安いからといって、選んではいけない材料もあります。例えば「グリーン材」や「アウトレット品」などです。

グリーン材とは水分を多く含んだ材料のことで、詳しくは後述しますが、これを使った家はあとから不具合が起こりやすくなります。

最近ではインターネットでアウトレット品を買えることもありますが、これもおすすめできません。アウトレット品はメーカー保証のないものも多く、あとで不具合が起こった際に対応してもらえないことも多いです。

そもそも、これらの材料は多少安いかもしれませんが、大きなコストカットにはつながりません。カットできるコストに対して、抱えるリスクが大きすぎるのです。

水分を多く含んだ材料を使わない方がいい理由

グリーン材は、乾燥処理の施されていない材料です。ほかの材料に比べて少し安く使えるかもしれませんが、あとから不具合が起きるリスクが大きく、あまりおすすめはできません。

通常、家づくりには十分に乾燥された木材を使います。木には多くの水分が含まれ、これが長い年月を経て乾燥していくことで、形が少しずつ変わっていきます。抜けた水分の分、木が縮むのです。

乾燥処理の施されていない、水分を多く含んだグリーン材は、施工後少しずつ形が変わっていきます。この過程で壁がゆがんだりヒビが入ったりして、補修が必要になるかもしれません。

通常、家づくりにグリーン材を使うことはありません。ただ、工務店やハウスメーカーに「少しでも安くしてください」「とにかく安い方がいいです」と何度も交渉してしまうと、「もうほかにできることないし、しょうがないからグリーン材を使うか…」となることも考えられます。あまり無理は言わず、できる範囲でコストカットしてもらいましょう。

コストダウンには「B級品」がおすすめ


コストダウンのためにグリーン材やアウトレット品を使うのはおすすめできませんが、「B級品」を使うのはアリです。

B級品とは、見た目に少し難がある材料のことで、通常よりも安く売られています。例えばほとんど気が付かないような小さな傷がついていたり、無垢材あれば節が少し多かったり、それを必要に応じて補修して使うようなイメージです。

品質に問題があるわけではなく、人によっては「味のあるデザイン」と、むしろ気に入るかもしれません。

スーパーで売られている不ぞろいの野菜や、割れせんべいをイメージするとわかりやすいでしょう。傷があったり形が歪んでいたりはするものの、味にはなんら遜色がない。B級品の建材も、人によっては見た目が気になるかもしれませんが、家づくりに使う分には何の問題もありません。

建材でコストダウンを考えるなら、工務店とよく相談しよう

安い建材を使って、家づくりのコストダウンをしようと考えているなら、工務店とよく相談してください。

とにかく安く!」と無理を言い過ぎてしまっては、工務店側もどうしようもなくなり、グリーン材やアウトレット品のような「リスクの高い材料」を使わざるを得なくなってしまいます。特に柱や梁などの構造材は「長く安心して暮らせる家」を建てるうえで重要なので、どんな材料を使っているのか確認してもいいでしょう。

もうひとつの選択肢として、メーカーが独自に作っている「カタログに載っていない製品」もおすすめです。これらの建材は工務店向けに作られているため、カタログには載っていません。ただ、品質はしっかりしていますし、価格も少し安いです。

誤って「使ってはいけない建材」を選んでしまわないためにも、B級品やカタログに載っていない製品でおすすめはないか聞いてみるために、工務店とはよく相談しましょう。

シエナホームデザインでも、これらの「品質はしっかりしているけど、訳あって安い材料」を提案できます。気になる方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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