【教えて!シエナの家づくり】その88.キッチンはどう選べばいいの?

2024年02月01日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第88回の質問は「キッチンはどう選べばいいの?」です。

キッチンは大きく壁付け型と対面型に分けられます。それぞれのメリット・デメリット、コストを抑えて使いやすいキッチンを造るコツを紹介します。

3種類のキッチン

最近はキッチンとダイニングが一体になったダイニングキッチン、これらがリビングと一続きになったリビングダイニングキッチン(LDK)が主流です。キッチン・ダイニング・リビングが一体になっていることで、配膳や後片付けが楽になり、料理や家事をしている最中も家族とコミュニケーションがとりやすくなります。

ダイニングキッチンにしろLDKにしろ、キッチンは次の3種類に大別できます

  メリット デメリット
壁付けキッチン ・ダイニングを広くとれる
・家事に集中しやすい
・ダイニングやリビングの様子が見えない
・ダイニングやリビングからキッチン台が丸見え
ペニンシュラキッチン ・家事をしながら会話をしたり、子どもの様子を見たりできる
・コストと使い勝手のバランスが良い
・壁付けキッチンに比べると料理に集中しづらい
・アイランドキッチンに比べると狭い
アイランドキッチン ・デザインがおしゃれ
・広くて移動しやすい
・コストが高い
・広いスペースが必要

ダイニングが広くなる「壁付けキッチン」

壁付けキッチンは、キッチン台が壁に向かって設置されているタイプです。ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンなどの対面型(キッチン台とリビング・ダイニングが対面の位置関係にあるタイプ)と異なり、リビング・ダイニングに背を向けて家事や料理をすることになります。

壁に向かってキッチン台を設置するので、省スペースで設置できます。対面型と異なりキッチンカウンターから出る動作が必要ないため、料理の配膳や食器の後片付けも楽でしょう。

リビング・ダイニングに背を向けることになるので、余計なものが目に入らず家事に集中しやすいです。

ただ、家事をしながら家族と会話したり子どもの様子を見たりはしづらいでしょう。キッチン台がリビング・ダイニングから丸見えになるのも気になるかもしれません。

コンパクトで使いやすい「ペニンシュラキッチン」

ペニンシュラキッチンはキッチン台とリビング・ダイニングが対面するように設置する、カウンター型のキッチンです。ペニンシュラとは「半島」の意味で、キッチンカウンターが壁から半島のように突き出しているため、ペニンシュラキッチンと呼ばれます。

キッチンカウンターを設置するため壁付けキッチンと比べると広いスペースが必要ですが、アイランドキッチンよりはコンパクトです。リビング・ダイニングと対面する形で家事ができるので、家事をしながら家族と会話をしたり、子どもの様子を見たりしやすいでしょう。

特筆すべきデメリットがなく使いやすい、最近主流のタイプです。

コストはかかるがカッコいい「アイランドキッチン」

アイランドキッチンもペニンシュラキッチンと同じく、リビング・ダイニングと対面するようにキッチンカウンターを設置するタイプです。

ペニンシュラキッチンとの違いは、カウンターの四方どの面も壁に接していないことです。壁から完全に独立したカウンターを設置するので、とにかく広く、キッチンの周りをぐるぐる回るように動けます。

デメリットは広いスペースと高いコストが必要なことです。キッチン周りをぐるぐると回れるということは、その分スペースの余裕が必要になるということです。ほかのタイプに比べて、リビング・ダイニングを広くとらなければなりません。

キッチンカウンターが壁から離れているため、天井からぶら下がるような特殊な換気扇が必要です。カウンターのすべての面が見えてしまうため、四方すべての面に仕上げをしなければなりません。たとえばペニンシュラキッチンなら、壁と接している部分の仕上げが必要なく、その分コストを抑えられます。

コストを抑えて使いやすく満足感のあるキッチンを

ここまで紹介してきた3種類のキッチンをコストで比較すると、「壁付けキッチン<ペニンシュラキッチン<アイランドキッチン」の順で高くなっていきます。

ただ、壁付けキッチンとペニンシュラキッチンの価格差はそこまで大きくありません。壁付けか対面かで使い勝手は大きく変わるので、コストよりも暮らし方・使い方を考えて比較するといいでしょう。

コストに関わる要素として、「既製品を使うかオーダーキッチンにするか」も考えておきましょう。既製品、いわゆるシステムキッチンに比べて、オーダーキッチンは割高です。

ただ、手が出ないほど高いというわけでもありません。使う素材やデザインによってかかるコストは変わります。大工さんが作れるようなシンプルなものなら、コストを抑えてオリジナルのキッチンを造れます。

もちろん、既製品に比べると割高ですが、料理が好きな人やホームパーティをよく開くような人にとっては満足度が高いでしょう。

たとえばこちらのキッチンは、キッチンマイスターの資格を持つシエナホームデザインの社長自らがデザインしました。スワロフスキーの照明やドイツ製の高機能な食洗機など、こだわりが詰まったキッチンです。

こちらのキッチン、お家について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。写真もたくさん載せているので、オーダーキッチンに興味のある方はぜひご覧ください。

キッチンマイスターがプロデュースした家

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