軒先修理の様子をお伝えします!

2020年09月06日
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シエナホームデザインでは、住宅の設計・建設だけでなく、リフォームや住宅修理も行っています。

今回いただいた依頼は、時間の経過と雨水により傷んだ軒先の修理。修理の様子や、より丈夫な軒先にするために施した工夫を紹介します。

どうして軒先修理が必要になったの?

軒先修理の依頼をいただいたのは、築16年の一戸建て住宅。時間の経過とともに雨水が染み込んだ軒先はボロボロで、劣化の速度をさらに早めている状態でした。

なぜ軒先が傷んでしまったのでしょうか。まずは原因を考えてみましょう。

家の外壁を日光や雨水から守るために、屋根からせり出した部分が軒先です。軒先があることにより、屋根付近の外壁は直射日光や雨水によるダメージから守られています。

裏を返せば、軒先は日光や雨水に常にさらされ、外壁の代わりにダメージを受けているともいえます。

外壁をさまざまなダメージから守る軒先。破風(はふ)と呼ばれる軒先の側面部分は、文字通り「風を破る」という役割を持つ部分です。破風は屋根が風で吹き飛んでしまわないように、屋根に本来かかるはずの風の力を弱めています。

今回のお宅では、破風を雨水から守るために、破風に板金を取り付けていました。しかし、板金のスキマから時間をかけて雨水が浸入し、軒先内側が傷んでしまっていたのです。

雨水を軒先に染み込ませた「毛細管現象」

破風板金のスキマから、軒先内側に雨水が伝い、修理が必要となった今回のお宅。

なぜ雨水は軒先全体に染み込み、修理が必要になったのでしょうか。

破風板金のスキマから入り込んだ雨水は、「毛細管現象」で軒先内側の奥の方まで伝っていきます。

毛細管現象とは、細い管を水面に立てると、管を通して液体が上へ上へと上っていく現象のことです。

細い管の中であれば、液体は下だけでなく、上方向や横方向にもどんどん上っていきます。最近では使う人も少なくなりましたが、例えば万年筆も毛細管現象を利用し、途切れることなくインクが出続けるようにしています。

破風板金のスキマから入り込んだ雨水は軒先内側のボードに入り込み、ボード内部の細かい繊維(毛細管現象における細い管の役割)を通して、奥へ奥へと浸水していったのです。

再発防止の秘密兵器「水切り」の取り付け

今回の修理では、傷んだ軒先ボードの取替えはもちろん、また同じことが起きないようにと、雨水用の水切りを取り付けました。

軒先側面の破風を雨水から守る板金。板金と軒先内側のボードの間に、板状の出っ張りがあるのが見えるでしょうか。

板状の出っ張りは、破風板金から軒先内側へと雨水が伝わらないようにするための水切りです。

破風板金から軒先内側へと伝っていく雨水は、水切り部分でシャットアウトされます。破風板金から水切りへと伝う雨水は、そのまま水切りを伝い、ポタポタと下に落ちていくという寸法です。水切りの内側を雨水が上っていくことはありません。

修理もリフォームも、家のことなら何でもシエナに

シエナホームデザインでは、すでにお家を持っているご家族から、修理やリフォームの依頼をいただくことがあります。

修理の際は、今回お伝えしたように、原因の究明から再発防止までを徹底的に行います。

せっかく修理しても、まだ同じ原因で不具合が起きては仕方ありません。修理の費用対効果が高くなり、今後余計なお金がかからないよう、先々のことまで考えながら修理と再発防止を施します。

私たちと一緒に家づくりをしたご家族はもちろん、ほかの会社で建てたお家のリフォームや修理に関することでも、ぜひご相談ください。

家のことならいつでも、どんなことでも、シエナホームデザインが相談に乗ります!

軒先の役割・大切さについては、下記の記事でもお伝えしています。

家のことをもっと知りたい方、住宅の各部位がもつ役割について知りたい方は、ぜひお読みください。

軒の役割は、家を日光と雨から守り、長持ちさせること

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