【教えて!シエナの家づくり】その15.窓の特徴は?

2021年12月15日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第15回の質問は「窓の特徴は?」です。

窓の断熱が意外と大事!


より少ないエネルギーで冬は暖かく、夏は涼しいお部屋を保つために、シエナでは「窓」にもこだわっています。窓の熱伝導率が低ければ、外へ逃げていく熱も少なくなり、省エネで快適な暮らしを実現できるからです。

何より、窓周辺は家の中で最も結露が起こりやすい場所です。結露を放置すればカビの温床になるでしょう。家族の健康を守るためにも、窓の断熱性は大切です。

窓ガラスは最低でも「ペアガラス」を使う

3重の窓ガラス
快適で健康的な暮らしを守るために、窓の断熱性は重要です。それを踏まえ、シエナホームデザインは最低でも「ペアガラス」を、予算が許すなら「トリプルガラス」を使うことをおすすめしています。

ペアガラスとは、名前の通り2枚の窓ガラスを使った窓のことです。窓と窓の間には空間があり、この空間をガスで満たしたり真空にしたりすることで、断熱性を高めています。1枚ガラスの窓に比べると、お部屋の断熱性も結露の防ぎやすさも段違いです。

もしも予算に余裕があるなら、ペアガラスよりもさらに高性能な「トリプルガラス」を使うのもいいでしょう。ガラスの間をガスで満たしたり真空にしたりするのはペアガラスと同じですが、「窓と窓の中間層」が一層多い分、その効果は高いです。ペアガラスと比べ、2~3割高い断熱効果が期待できます。

窓枠には熱伝導率の低い「樹脂」を採用


窓の断熱・結露対策で見逃しがちなのが「窓枠」です。窓ガラスがどんなに高性能でも、窓枠の断熱性が低ければ意味がありません。

シエナホームデザインでは、窓枠に熱伝度率の低い「樹脂」を採用しています。樹脂の窓枠は、かつて一般的だったアルミの窓枠に比べ、1,000倍も熱伝導率が低いです。窓枠の面積はそう広くありませんが、1,000倍もの差があれば、断熱効果にもそれなりの差が出てきます。

何より、樹脂の窓枠には結露がほとんど発生しません。窓枠付近は構造上、水が溜まりやすいので、ここの結露を防ぐのは大切です。

採光やデザインを考えて、窓の位置を決めよう


窓は明かり取りのためのものです。断熱も大切ですが、採光はもっと大切です。日中、窓から陽の光がしっかり入るよう、窓を付ける方角や位置には気を付けています。

例えば吹き抜けの部屋なら、窓はなるべく高い位置に付けます。吹き抜け部分の高い位置に窓を作れば、部屋の奥まで、満遍なく光が入るからです。

反対に、和室のようなあまり光の入らなくていい部屋なら、低い位置に窓を付けます。このような窓は「地窓」と呼ばれ、プライバシーの確保にも役立ちます。背の低い地窓を和室に作れば、デザイン的にもオシャレです。

吹き抜けのリビングなら天窓もアリ


リビングを吹き抜けにするなら、天窓を作るのもおすすめです。天井から直接日光を取り入れる天窓は、普通の窓の3倍も明るさを確保できます。まるで外にいるかのような明るさと開放感が、天窓付きのリビングにはあります。

ただ、天窓は普通の窓よりも雨漏りしやすく、きちんとした施工ができる工務店を選ばなければなりません。もちろん、雪が積もれば真っ暗になってしまうので、普通の窓も必要です。

窓にまでこだわり抜いて、省エネで快適な暮らしを

シエナホームデザインでは、少ないエネルギー(光熱費)で快適な室温を維持できる、「暑さ・寒さやお金のストレスがない家」を建てることを大切にしています。断熱性を極限まで高めるために、断熱材選びや気密性の確保はもちろん、窓と窓枠にまでこだわり抜くのがシエナの家づくりです。

私たちの建てる家では、真冬でもほとんど結露が起きません。使い方・暮らし方によっては結露が起きることもありますが、「結露の起きない暮らし方」もレクチャーするので、安心してくださいね。

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