【教えて!シエナの家づくり】その22.給水管・排水管の特徴は?

2022年01月20日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第22回の質問は「給水管や排水管の特徴は?」です。

給水管の種類

家の床下には給水管や排水管が張り巡らされています。普通に暮らしていれば、わざわざ床下にもぐって、自分の目で給水管や排水管を見ることなどないでしょう。家づくりの際も、給水や排水の工法まで気にする方は少ないです。

ただ、このような「見えない部分の話」ほど、奥が深く面白いものです。今回はコラムとして、家の床下に張り巡らされた給水管・排水管のアレコレをお伝えします。

まずは、給水管の設置方法にはどんなものがあるのか、2つの工法を紹介します。

ヘッダー工法

給水管・給湯管の工法の中でも、広く使われているのが「ヘッダー工法」です。ヘッダー工法は家の中に水道管を引き込み、その大元にヘッダーと呼ばれる「水を割り振る装置」を取り付けます。水道管を引き込んだ部分から、お風呂やキッチン、洗面などの「お水を使う各箇所」への割り振りをする方法です。

ヘッダーを使って「各箇所に水を割り振る」ことで、お風呂で使うお水(お湯)はお風呂専用の管で、キッチンで使うお水(お湯)はキッチン専用の管でというように、給水管を割り振ります。

「お風呂はお風呂」「キッチンはキッチン」とすると、「キッチンの蛇口をひねったら、シャワーの水圧が弱くなった」のようなことが起こりません。実家が少し古かった人は、このような不便を感じたこともあるのではないでしょうか。

分岐工法

分岐工法は給水管や給湯管を枝分かれさせながら、お風呂やキッチン、洗面などの各箇所に水を運ぶ工法です。水道管の引き込み箇所(大元)から家の一番奥まで、1本の給水管が伸びていて、その途中で何本にも分岐していきます。

例えば給水管の大元から見て、「台所→トイレ→洗面→洗濯機→お風呂」と、お水を使う箇所が配置されているとしましょう。この場合、大元からお風呂まで、1本の給水管が伸びています。その途中で、「まずはキッチンへ」「次はトイレへ」「その次は洗面や洗濯機へ」と、1本の給水管から各箇所へ枝分かれしていく工法です。

分岐工法だと、例えば「シャワーをしているときにキッチンの蛇口をひねると、シャワーの水圧が弱くなる」「トイレを流すと、タンクにお水がたまるまで、ほかの箇所の水圧が弱くなる」といったことが起こります。

コストはヘッダー工法よりやや低く抑えられますが、ずっと暮らす家でこのような不便に悩まされることを考えると、あまり取り入れたくはありません。

排水管の注意点

排水管にはヘッダーのようなものはなく、工法で悩むこともほとんどありません。ただ、「どうしてもコストを抑えたい」という場合は注意しましょう。稀にですが、排水の工法が原因で、その後の「お家のメンテナンス」に支障をきたすことがあります。

通常、排水管は家の外側に「汚水マス」を設け、各箇所から汚水マスまで「1本の排水管」で汚水を運びます。汚水マスにいったん汚水をためて、その後、地下の下水道に流していくという工法です。

ただ、「家の真ん中に太い排水管を作り、そこにそれぞれの排水管をつなぐ」という工法もあります。これは排水管にかかるコストを少し抑えられる方法ですが、家の真ん中(床下)に大きく太い管が通っているため、床下メンテナンスの際に邪魔になります。何かあったときに、床下で身動きが取れず、思うようにメンテナンスができないのです。

最近はほとんど見なくなった工法ですが、この方法だといざというときに困ってしまいます。もちろん、シエナホームデザインではこのような工法は取りません。

床下の見えない部分にも、少しだけ興味を持ってみよう

給水管や排水管の工法について、工務店から「どんな工法にしますか?」と聞かれることも、施主さんの方から「この工法が良いです」とリクエストすることもないでしょう。たいていの場合、給水や排水でどんな工法を取るかは、工務店ごとに決まっています。

ただ、普通の方は家の床下がどうなっているのか、自分の目で見ることはありません。今回のお話は「家の下ってこんな風になってるんだ」「給水管や排水管ってどうなってるんだろう」ということに、少し興味を持ってもらえればと思って書きました。

動画でも給水管や配水管について、わかりやすく解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

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