【教えて!シエナの家づくり】その39.壁紙と床板の、コスパのいい選び方

2022年04月20日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第39回の質問は「壁紙と床板の、コスパのいい選び方は?」です。

【壁の話】コスパで考えると「ビニールクロス>壁紙」


最近では木板張りや塗り壁など、壁の材質にこだわる家庭も増えています。ただ、もっともポピュラーな壁材といえば、やはり「壁紙」でしょう。壁紙は安価でありながら、デザインの種類も多く、使いやすい壁材です。

壁紙といっても、最近は「紙製」のものよりも「ビニール系」のものが多く、これを「ビニールクロス」といいます。

ビニールクロスは紙製のものよりも安価で、耐久性にも優れます。汚れが染みにくいので、メンテナンスもしやすいでしょう。最近では本物の木に見えるような、デザイン性の高いものも増えています。このようなハイグレードなものは価格もそれなりですが、それでも漆喰や木板張り、紙クロスや布クロスよりは安価で済むことが多いです。

紙製や布製のものは輸入品であることも多く、価格が割高です。普段のお手入れのしやすさ、傷んだときの直しやすさを考えても、やはりビニールクロスが使いやすいでしょう。

LDKのような汚れやすい場所にはビニールクロス、寝室のような汚れにくく落ち着いた雰囲気がほしい場所には布クロスのような使い分けをするのも、いいかもしれません。特に、織物を使った布クロスは調湿性にも優れ、寝室のような快適さを重視したい場所に向いています。

【床の話】クッションフロアとフローリングの使い分け


リビングダイニングや寝室などの床板には、フローリングを使うことになるでしょう。ただ、場所によっては「クッションフロア」を使うのがおすすめです。

クッションフロアはその名の通り、クッション性の高い床材のことです。ビニール製のやわらかな床材で、脱衣場やトイレ、キッチンなどの床に向いています。ビニール製なので汚れや水が染み込みづらいですし、脱衣場のような裸足になる場所では、そのやわらかな足触りも嬉しいです。

ビニール製って、安っぽい感じがしそう…」と思うかもしれませんが、ご安心ください。最近のクッションフロアはデザイン性も高く、本物のフローリングやタイルに見えるものも増えています。表面に凹凸をつけることで、リアルな質感に仕上げたものもたくさんあります。

価格はフローリングもクッションフロアもほとんど同じなので、お部屋ごとに使い分けるのがおすすめです。

壁や床には、適材適所の素材を選ぼう

壁材や床材には、さまざまな種類のものがあります。壁材としてもっともポピュラーな壁紙ひとつ取っても、紙クロスや布クロス、ビニールクロスなどと素材はさまざまです。

壁紙はまずどんなデザインのものがいいかを大まかに決めましょう。そのうえで価格や性能を見て、部屋ごとに合ったものを選びます。汚れや水の付きやすいLDKや脱衣場ならビニールクロス、落ち着いた雰囲気や空間の快適さを大切にしたい寝室には紙クロスや布クロス、といった選び方がおすすめです。

床材は、お部屋の種類で決めてしまうのがいいでしょう。汚れや水のつきやすいキッチンや脱衣場、トイレにはクッションフロア、それ以外にはフローリングがおすすめです。LDKの一画に、2~3畳のたたみスペースを作るのもいいでしょう。

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