【教えて!シエナの家づくり】その50.建て主支給で家づくりのコストは下がる?

2022年06月15日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第50回の質問は「建て主支給で家づくりのコストは下がる?」です。

建て主支給とは?

建て主支給とは、建て主(施主さん)が自分で設備や建材を購入し、大工さんや設備屋さんに取り付けてもらうことです。家づくりに使う各種部材は、今やインターネットでも購入できます。インターネットで安いものを探してコストカットをしようと考える方、気になるアイテムがあり、どうしてもそれを使いたい方もいるでしょう。

このような建て主支給は家づくりのコストダウンになるのか、建て主支給でやるとして、どんなことに気をつければいいのかを解説します。

建て主支給でも、コストはあまり下がらない


結論からいうと、建て主支給をしても、家づくりのコストはあまり下げられません。場合によっては、むしろ割高になることもあります。

施主さんが建材や設備を買っても、それを取り付けるのは大工さんや設備屋さんなどの「専門家」だからです。例えばシステムキッチンをインターネットで買っても、部材だけ届き、取り付けてもらうことはできません。

結局は取り付けてくれる専門家を、別個に呼ばなければいけません。専門家を呼び、作業をしてもらうための費用が発生します。工務店に相談し、取り付け費と部材代がセットになっているプランを選んだ方が安く済むこともあります。

保証がつかないから、その後のリスクも高い


建て主支給には「保証がつかない」というデメリットもあります。例えば「専門家に依頼すると高いから、自分で部材を買って、自分で取り付けよう」と考える方もいるかもしれません。しかしこれでは、取り付け後に問題が発生しても保証してもらえません。

システムキッチンや洗面台のような設備ではなく、建材の場合も同じです。安い建材を自分で買い、大工さんに「これを使って建ててください」というやり方なら、建材の差額分コストカットができるかもしれません。

しかし、届いた建材に反りや傷があることもあります。販売者に問い合わせをしてもなかなか対応してもらえないことも多いですし、工務店や大工側でもどうしようもありません。施工後の不具合にも対応しにくくなるので、その後の暮らしで不便や不満を感じることも多くなるでしょう。

気になるアイテムを見つけたら、まずは工務店に相談しよう

コスト面でもリスク面でも、建て主支給はおすすめできません。ただ、「インターネットで見つけたこのキッチンを、どうしても使いたい!」のような事情がある方もいるでしょう。そんなときは、まずは私たち工務店に相談してみてください。

一般の方だと、インターネットの画像や商品説明だけでは、その建材や設備の「品質」まではわかりません。豊富な知識と経験を持つ工務店に相談し、「これが気になるんですけど、どうですか?」と聞いてみるのが一番です。

仮にその建材・部材が品質的におすすめできないものでも、似たアイテムを探すことはできます。例えばシエナホームデザインでは、施主さんがInstagramで見つけた一点物の家具を、オーダーメイドで作ったことがあります。

「気になるアイテムはあるけど、画像しか見つからず、どこで売っているのかわからない」というときも、シエナまでお気軽にご相談ください。

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