【教えて!シエナの家づくり】その6.構造の特徴は?

2021年10月30日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第6回の質問は「構造の特徴は?」です。

構造は耐久性が最重要!


家づくりにおいて、土台や構造は目立たない部分です。これらの部分は、家が完成すれば見えなくなります。施主さんから見れば、内装や間取り、デザインの方が気になるかもしれません。

しかし、土台や構造こそ、家づくりにおいて最も重要な部分です。これらは家とそこに暮らす家族を支えるものであり、しっかりした造りでないと、重みに耐え切れず不具合や倒壊の原因になり得るからです。

もちろん、シエナホームデザインも土台や構造の「丈夫さ」にはこだわっています。シエナでは土台には「ベタ基礎」を、構造には「在来軸組工法+耐力面材」を採用しています。

シエナではベタ基礎を採用


シエナホームデザインは家の基礎(土台)に、「ベタ基礎」と呼ばれる工法を採用しています。

ベタ基礎とは、家の床全面を、鉄筋コンクリートで支える工法です。耐久性や耐湿性に優れ、シロアリの被害も防ぎやすいです。丈夫さで見ればベストな工法ですが、反面、コストは高くなります。よく比較される工法「布基礎」と比べ、約2倍の鉄筋コンクリートを使うからです。

しかし、家は一生に一度の買い物であり、家族がずっと暮らす場所です。我が子に家を継ぐことを考えている方もいるでしょう。鉄筋コンクリートを2倍使うといっても、それはあくまで土台部分の話であり、家そのものの建築費が2倍になるわけではありません。

多少お金がかかっても、長く、安心して暮らせる家を建てた方が、コストパフォーマンスは高くなるでしょう。

面積が広いから、家の重みに耐えられる

「ベタ基礎」は床全体と基礎部分を鉄筋コンクリートで一体化し、より広い面積で支える工法です。シンプルに「家の重みを支える面積」が広いため、耐久性は高くなります。コンクリートの面積が広く、厚さもあるので、シロアリ被害も防ぎやすいです。

地面から昇ってくる湿気を防げる

コンクリートの面積が広いことによるもう1つのメリットが、「地面から昇ってくる湿気を防げる」ことです。湿気というと、雨や雪、結露などによるものを想像しがちです。

しかし、地面の水分も無視できません。地面の土は水分を含み、そこから立ち昇る水蒸気は床下を蝕みます。雨や雪の多い新潟では、なおさらです。

床下すべてをコンクリートで覆う「ベタ基礎」なら、地面からの湿気が伝わりにくくなります。床下の湿度上昇を防ぐことで、腐食による倒壊はもちろん、断熱材が濡れることによる「断熱性能の低下」も防げます。

家の構造は、在来軸組工法を採用


在来軸組工法は、日本で古来から使われてきた工法です。木で作った柱や梁、筋交いなどを家の骨組み(構造)を作り、家全体を「線」で支えます。構造を「線」で作ることにより、開口を広く取ったり変わった間取りを採用したり、設計の自由度は高くなります。

在来軸組工法プラス耐力面材で、耐久性を強化


開口を広く取ったり吹き抜けを造ったり、自由な間取りはシエナホームデザインの強みの1つです。「吹き抜けのお風呂」や「壁上部に開口を造り、すべての部屋が天井でつながる家」、「大きく開く引き戸で、リビングと一体化する和室」などの”シエナらしい、楽しく暮らせる家”は、在来軸組工法あってのものです。

ただ、シエナでは「安心して暮らせる家づくり」も大切にしています。在来軸組工法だけでも耐久性は確保できますが、大地震の可能性も考えると、十分とはいえません。

そこで採用したのが、「在来軸組工法+耐力面材」で耐久性を高める方法です。耐力面材とは、要はパネルのことです。柱や筋交い部分にパネルを加え、「柱や梁、筋交いなどの線」と「パネルの面」の両方で家を支えます。

在来軸組工法と、ツーバイフォーやパネル工法、それぞれの工法の「イイトコ取り」をした方法です。

長く暮らす家だから、それを支える土台・構造は丈夫なものを

何度もいうように、家は家族みんなが、長く暮らす場所です。夫婦(親)は恐らく、我が家で一生を終えるでしょう。自分たちがこの世を去った後、子どもたちに家を継ぎたいと考えている方も多いかもしれません。

そんな家だからこそ、耐久性にはこだわりたい。親から子へ、何なら孫まで、ずっと引き継いでいけるような家を建てたい。そんな想いから、シエナホームデザインは土台(基礎)や構造にこだわり抜き、妥協のない家づくりを続けてきました。

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