エアコンをつけても寒い!身近なもので今すぐ対策【窓編】

2021年01月08日
ブログ

全国でも有数の雪国である、新潟県。社会科の教科書に載る地域もあるほど、新潟の冬は寒く、雪も積もります。

1〜3月の寒さは特に厳しく、寒波に見舞われたときなど、エアコンだけでは十分な暖が取れないほどです。

そこで、手軽に暖房効率を上げられる工夫を紹介。今回は、冷気の入る窓に試してほしい方法をお伝えします。

身近なアイテムで、窓を断熱仕様に!


外気が冷たすぎると、窓から冷気が入り込んできます。これは窓の素材や構造上仕方ないことであり、窓を閉め切っていても冷気の侵入は防げません。

しかし、身近なものを使って、ちょっとした工夫をするだけで、窓を断熱仕様にグレードアップできます。

窓からの冷気を防ぐ、手軽にできる3つの工夫を、紹介します。

プチプチシートを貼ろう


外の景色が見えなくても良い窓、すりガラスの窓には、プチプチシートを貼ってしまいましょう。

魔法瓶の水筒をイメージしてみてください。水筒の内側と外側の間に、空気(真空)層を設けるだけで、中の飲み物がずっと温かいままでしょう?

外壁内部に使われている断熱材も、理屈は同じ。家の内と外の間に空気層をつくることで、暖かさを逃さず、冷たい外気をシャットアウトしています。

空気のたくさん入ったプチプチシートは、断熱材の役目を果たしてくれます。

断熱効果を高めるコツは2つだけ。プチプチ面を窓に向けて貼ることと、窓枠までカバーするようにシートを貼ることです。

窓から冷気が入ってこないよう、プチプチシートで、隙間を塞ぐイメージです。

サッシに隙間テープを貼る


サッシの下や横など、窓とサッシの間には、わずかな隙間があります。小さな隙間は、“隙間テープ”で埋めてしまいましょう。

隙間テープとは、窓や扉の隙間を埋めるためのテープ。すきま風(冷気)を防ぐだけでなく、防音効果まであります。

ポイントは、窓を動かせるだけの余裕を残すこと。欲張ってギチギチにテープを貼って、窓が動かなくなっては意味がありません。換気もできなくなってしまいます。

長めのカーテンを使う


仕上げに、窓を覆う“カーテン”にも、目を向けてみましょう。窓に対して、カーテンの丈は足りていますか?

もし、カーテンの丈が足りないなら、長めのカーテンに変えてみてください。これには、2つの理由があります。

1つは、単純に断熱効果を高めるため。外気に接している冷たい窓ガラスと、室内の暖かい空気の間にカーテンを挟むことで、暖かさが逃げづらくなります。

もう1つは、“コールドドラフト現象”を防ぐため。コールドドラフト現象とは、エアコンから出てくる暖かい空気が窓に当たり、冷やされることで、床に溜まる現象です。

空気は冷たくなるほど体積が小さくなり、重くなります。窓の当たって急速に冷やされ、重くなった空気は、室内に「冷気の下降気流」が発生。冷たい空気は床付近に、暖かい空気は天井付近に溜まり、天井ばかりが暖かくなっていくのです。

カーテンを長くすることで、エアコンから出てくる暖かい空気は窓に当たらなくなり、冷気の下降気流も防げます。

なお、カーテンが床や窓枠につくと、結露で湿り、カビの原因になります。カーテンの長さは、床や窓枠から1〜2cm浮く程度にしてください。

ちょっとした工夫で、暖房効率は変わる!


今回お伝えした寒さ対策は、身近にあるものを使って、すぐにできるものばかりです。

プチプチシートや隙間テープは、ホームセンターや家具屋さんに売っています。

カーテンの買い換えるには、少しお金がかかるかもしれません。しかし長い目で見れば、暖房効率の悪い部屋で過ごし続けるよりも、ずっとお得といえます。

ちなみに、シエナホームデザインの家では、今回お伝えしたような工夫はいりません。

雪国新潟で家づくりをする私たちは、高機密・高断熱にこだわっています。家中の隙間を塞ぎ、窓も三重なので、冷気は入り込みません。

これから家づくりをされる方は、間取りやデザインだけでなく、断熱性能にもこだわってみてください。真冬でも暖かな我が家というのは、快適なものですよ♪

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