土地単体の価格にだまされてはダメ?手間とコストのかかる土地を紹介

2020年05月05日
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家づくりにおいて、土地選びは重要ですが、価格を抑えられるなら抑えたい!と考える人も少なくありません。ですが、安価な土地は一見問題がないように見えても、その他の部分で手間とコストがかかる場合があります。今回はどのような安価な土地だと手間とコストが発生するのかご紹介します。

傾斜地にある土地では、造成に費用がかかる

傾斜地にある土地は、平地にある土地と比べて、安価であることが多いです。しかし、土地を平らにならすための造成費用や地盤調査の費用などが発生しますので、総合的にみると安価ではなくなってきます。

傾斜地にある土地でも、すでに土地が平らにならされ、造成が必要ない土地もあります。ただ、造成が不要な場合でも、地盤調査はすべきです。地面の高くなっている部分を削り、土地を平らにならす「切土」は、元々ある固く締まった地盤をそのまま活用しているため、比較的しっかりしています。一方、地面の低い部分に土を盛り、土地を平らにならす「盛土」は、盛土部分の締め固めが緩いこともあります。

造成され平らになっていても、傾斜地にある土地はしっかりと地盤調査を行い、安全に暮らせる土地か見極めなければなりません。土地の状態によっては、追加の造成費用がかかることもあります。

水路に面した土地では、橋を架けるための手続きが必要

敷地の目の前に水路がある土地も、手間と費用のかかる土地です。まず、水路の上に橋を架け、道路と敷地を渡れるようにしなければなりません。橋を架ける場合、橋そのものにかかる工事費だけでなく、様々な費用が掛かる場合があります。

水路に橋を架ける前に、水路の管理者は誰なのかを調べ、橋を架ける許可を取らなければなりません。水路の管理者が市や町などの公的機関の場合、許可を取るために費用がかかったり、申請手続きが複雑だったりと、想定外の手間と費用がかかります。また、誰が管理しているのかすぐにはわからないような水路もあり、管理者調査そのものに時間と費用がかかることもあります。

敷地調査には、担当者と一緒に行きましょう

敷地調査の際は、ご家族だけで土地を見に行くのではなく、工務店の担当者と一緒に土地を見に行くようにしましょう。

地盤調査や土地の造成に、どの程度の費用がかかるのか。土地を改良したり、水路に橋を架けたりする際に、許可や手続きは必要になるのか。土地そのものの状態を見ながら、どんな手間と費用がかかりそうか、考えられる可能性をお伝えします。

さまざまな土地を見て、家を建ててきた経験から、予算内で要望を満たせる土地を一緒にお探しします。気になる土地を見つけたら、まずは一度、シエナホームデザインにご相談ください。

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