汚れた空気は下へと沈む…。だからシエナは床排気口!

2020年12月29日
ブログ

シエナホームデザイン・家づくりのテーマは「ストレスフリー」です。暑さ寒さや空気の乾燥・汚れによるストレスがない暮らしを、省エネで実現することが、私たちのモットーです。

今回は、汚れた空気を効率的に排気する「床排気口」についてお伝えします。掃除の手間を減らし、身体の健康を守るための、シエナの工夫を紹介します。

下へ下へと沈んでいく、汚れた空気


シエナホームデザインでは、排気口を天井ではなく、床に設置しています。理由は、汚れた空気は床上30cm付近に溜まるからです。

目に見えない大きさのハウスダストや、二酸化炭素の多く混ざった「汚れた空気」は、きれいな空気よりも重いです。だんだんと床付近に溜まっていく汚れた空気は、天井の換気扇や排気口では、吸い込めません。

日中、人の動きがあるときは、まだいいでしょう。ハウスダストや二酸化炭素は、人の動きによって空中へと舞い上がり、部屋中に広がります。天井付近まで舞い上がった空気は、壁や天井の排気口・換気扇から、室外へと吸い出されていくでしょう。

しかし、人の動きがなくなる夜間、家の中に誰もいない昼間、汚れた空気は自らの重みで床へと落ちていきます。床に排気口があれば、汚れた空気はそのまま床の排気口へと沈んでいき、自然と排気されるのです。

眠っている間、出かけている間に、空気を入れ替える


家族が寝静まり、夜間に人の動きが全くない時間が、7時間あったとしましょう。共働き家庭なら、家族が仕事や学校に出かけ、家に誰もいない時間が5時間あったとしましょう。

床に排気口があれば、誰もいない時間帯に、効率よく排気を済ませられます。汚れた空気は下へ下へと自然と沈んでいき、床の排気口から室外へと流れ出していきます。そして、壁に備え付けられた吸気口から、きれいで新鮮な空気が入ってくる…。

眠っている間や出かけている間に、家の中の汚れた空気は、きれいな空気に入れ替わります。

しかし、壁や天井の排気口では、こうはいきません。下に沈んだ汚れた空気は外に出て行かず、高いところにあるきれいな空気を、外の空気と入れ替えるばかり。いつまで経っても、空気が入れ替わりません。

家族の心身の健康を守る、床排気口


床に排気口を設置することで、換気がしやすくなるのは、おわかりいただけたでしょう。では、排気口を床に設置することには、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

まず、掃除が楽になります。
目に見えないハウスダストは、やがて寄り集まり、「埃」になります。排気口が床にあれば、ハウスダスト同士がくっつき、埃になる前に排気できるのです。目に見える埃は減り、掃除の回数も減らせるでしょう。

赤ちゃんの身体にも、嬉しい効果があります。
ハウスダストが溜まる床上30cmの高さは、ちょうど赤ちゃんがハイハイをする高さです。何の対策もしなければ、赤ちゃんは床上30cmに沈み、溜まった汚れた空気を、吸い込みながら生活していることになります。

家事の手間が減ることで、大人は時間と心に余裕をつくれるでしょう。
床付近の空気がきれいになることで、赤ちゃんは健康が守られ、健やかに育っていってくれるでしょう。

「排気口をどこにつけるか」
たったそれだけのことが、家族の心身に大きな影響を与えます。

シエナホームデザインの「一風変わった家づくり」には、家族への思いやりが詰まっています。

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