湿度の調整作用のある家で、カビのない健康的な暮らしを

2020年05月27日
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室内の湿度が高いと、家の中にカビを繁殖させ、シックハウス症候群の原因となります。カビが発生するのは目に見える部分とは限らず、壁の内側などの見えない部分で、知らないうちにカビが繁殖していることも。シエナホームデザインでは、カビの発生を防ぎ、健康的に暮らせる家づくりをしています。本記事では、カビの繁殖を防ぐ、湿度の調整作用を持った家について紹介します。

湿度の高い家は、シックハウス症候群を引き起こす

ただでさえ湿度の高い日本の中でも、晴れの日が少なく降水量の多い新潟では、特に十分な湿度対策をしなければなりません。湿度が高いと、さまざまな健康被害の原因となる、カビが発生・繁殖するからです。

カビは、気温20~30℃・湿度70%以上の環境で、発生・繁殖しやすくなります。また、カビが増えることで、カビをエサとするダニも繁殖しやすくなります。湿度の高い住環境は、まさにハウスダストの温床です。

ハウスダストは、さまざまな健康被害を引き起こすシックハウス症候群の原因となります。シックハウス症候群の主な症状には、目・喉・頭の痛みや肌の炎症があります。症状には個人差があり、酷い場合は呼吸困難に陥ってしまう人もいます。

湿度の調整作用を持った、石膏ボードを使用

シックハウス症候群の原因となるカビの発生を抑えるには、湿度の調整が重要です。乾燥し過ぎた空気も肌荒れの原因となるため、湿度50%前後を保てると理想的です。

湿度の調整と聞くと、除湿機を思い浮かべる方も多いでしょう。もちろん、除湿機も湿度の調整に役立ちますが、シエナホームデザインでは家そのものに湿度の調整作用を持たせています。

例えば、壁には「石膏ボード」というものを使用しています。石膏ボードは、湿度の高いときには空気中の水分を吸収し、空気が乾いてくると水分を放出するボードです。

石膏ボードの内側には、湿気の侵入を防ぐ防湿シートを施工し、壁の内側の見えない部分で結露が発生するのを防ぎます。

建材で高額な吸放湿材料も売られていますが、そちらはどちらかといえば意匠性という面での使用をおススメします。

吸放湿という機能面での採用は費用対効果を考えると石膏ボードだけで充分です。

石膏ボードといっても、本来壁紙の下地になるボードですので壁紙の選択で、内装が無機質になることはありません。

内装用の吸放湿建材

健康的に暮らせる工夫が詰まった、シエナホームデザインの家づくり

ハウスダストの発生を防ぐには、除湿機や空調設備も大切です。しかし、家そのものに工夫を施すことで、無理なく健康的な住環境を作れます。

シエナホームデザインの家づくりには、健康的な住環境のための工夫が詰まっています。本記事でお伝えした石膏ボードによる施工以外にも、家中を吹き抜けにして湿気がこもらないようにしたり、ハウスダストが家から出ていきやすい排気口を施工したりしています。

下記の記事でも、健康的に暮らせる家づくりの工夫を紹介しています。

湿気のこもらない、吹き抜けの家

汚れた空気が出ていく、床排気口の家

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