【教えて!シエナの家づくり】その29.内装や家具をDIYしたいのですが?

2022年03月05日
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家づくりは多くの人にとって、人生最大の買い物です。わからないことも多い中で、納得できる家づくりをするにはどうすればいいのか。どのハウスメーカー・工務店を信じればいいのかわからないという人がほとんどでしょう。そんな悩みを解決するために、シエナホームデザインの家づくりに関する「100の質問」に答えていきます。第29回の質問は「内装や家具をDIYしたいのですが?」です。

DIYに対応できるケース

最近は「DIY」が流行っていて、家のちょっとした補修を自分でする人や、家具を買わずに自分で作る人が増えています。自分で直した家や作った家具には、一層愛着が湧きますし、市販品では満たせない「自分のこだわりやニーズ」を満たすこともできるでしょう。 シエナホームデザインでは、DIYが好きな方や、家づくりに対する思い入れの強い方から、「家づくりの一部を自分でやってみたい」と相談をいただくことがあります。やりたいことや相談内容にもよりますが、次のような箇所・ケースなら、おおむね対応可能です。

【家づくりのDIYに対応できるケースの例】

  • 塗り壁を自分で塗りたい
  • 造り付けの棚を作りたい
  • 簡単なウッドデッキを作りたい など

簡単にまとめると、「工事に支障が出ない」「複雑な設備に関わらないもの」ならできる、というイメージです。もちろん、すべての工程を自分でやる必要もなく、例えば「ウッドデッキを作りやすいように、そのための下準備までは大工さんたちで済ませておく」といったこともできます。

DIYがおすすめできないケース

DIYがおすすめできないのは、「その後の不具合につながるかもしれない」「責任の所在が曖昧になる」ようなケースです。 例えば水回りに関するDIYは、基本的にお断りしています。水回りの工事は難しいですし、何か不具合の起こったとき、被害が大きくなったり原因箇所の特定が難しくなったりしかねません。 水回りでDIYをしてしまうと、それがDIYをしたから起こった不具合なのか、工事や経年劣化に原因があるのかがわからなくなり、責任の所在がハッキリしなくなってしまいます。

DIYを取り入れたい方へ、シエナからのお願い

壁を自分で塗ったり、ちょっとしたウッドデッキや家具を作ったり、家づくりにDIYを取り入れたい気持ちは私たちもわかります。「大切な我が家だからこそ、少しくらいは自分たちで手を入れたい」という気持ちは、応援したいです。 ただ、DIYを取り入れる方に向けた、「シエナからのお願い」があります。例えばDIYを取り入れるときは、「どの作業をいつやるのか」というスケジュールを組みますが、これに合わせて工事全体のスケジュールも組んであります。 スケジュールを決めたらなるべくその通りに、どうしても変更しなければならないときは早めに相談してもらえると、工事もスムーズに進みます。施主さんも大工さんも気持ち良く、協力し合いながら工事を進めていきましょう。

DIYを取り入れた家づくりの事例

シエナホームデザインでは、これまでにも何回か、DIYを取り入れた家づくりをしたことがあります。最後に、その事例をいくつか紹介しておきましょう。 施主さんがオイルを塗った無垢フローリングの「和モダンの白い家」 こちらのお宅では、ナラの無垢フローリングを床板に採用していますが、このフローリングのオイルは、施主さんが塗ってくれました。無垢の床は真冬でもほんのりあたたかく、肌触りもやわらかです。床を裸足で歩いたり、寝そべったりするたびに、「このオイルは自分で塗ったんだ」と実感が湧くでしょう。 ウッドデッキを自分で作る「DIYを楽しむ家」 こちらはモノづくりが趣味であり、仕事でもあるご夫婦のお宅です。室内には広めの工房もありますし、玄関ホールにはクリエイターである奥様の選んだランプシェードを取り付けています。 こだわりの詰まったこのお家では、ウッドデッキやフェンス、玄関に続くアプローチを、DIYで作っていく予定だといいます。あえて未完成の状態で引き渡しをし、そこから先は家族で完成させていく…。 この家は少しずつ時間をかけて、シエナとご家族の「合作」へと姿を変えていくでしょう。 https://www.youtube.com/watch?v=4W_QLQUTauE 今回の内容はこちらの動画でも話しているので、家づくりに思い入れのある方、愛着の沸く我が家を建てたい方はぜひご覧ください。

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