乾燥も結露も許さない!シエナの最新加湿システムを紹介します

2021年01月27日
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シエナホームデザインでは、快適で健康的な住環境のために、室温と湿度を重視しています。多くの人、工務店も、室温には目が向くでしょう。しかし、湿度にまで気を配れる人は、そう多くないのが現状です。

今回は、最適な湿度を1日中保つための設備、”エンタルピー暖房”を紹介します。

そもそも、最適な湿度とは?


エンタルピー暖房の話をする前に、最適な湿度についておさらいしましょう。

快適で健康的な生活を送るために最適なのは、湿度50%前後。湿度が低すぎると、空気の乾燥が肌や喉の荒れにつながり、「カサカサした感じ」の不快感に悩まされるでしょう。特に冬場は、乾燥によりインフルエンザウイルスも活発になり、空気の乾燥が身体の健康に直結します。

一方、高すぎる湿度も考えものです。湿度が高いと、カビの活動が活発になり、結露も発生します。窓枠や壁の表面など、目に見える場所のカビはまだマシです。壁や天井の内側、壁と家具の間など、目に見えない場所にカビが発生すると悲惨!

カビだらけの空気を気付かず吸い込むことになるので、知らず知らずの内に身体に害が蓄積されていきます。見えない部分の湿気とカビは、家の木材を内側から腐らせ、倒壊の危険性まで高めてしまいます。

給水も電力も不要!家中の空気に潤いを与える”エンタルピー暖房”とは?


シエナホームデザインの家では、高い断熱性と気密性のおかげで、結露やカビの心配はまずありません。1部屋によほどの大人数で集まりでもしない限り、真冬でも窓には水滴1つ発生しません。

しかし、空気の乾燥となると話は別。シエナのおすすめ「浴室とつながった天井」や、加湿器などの対策を取らなければ、冬はさすがに乾燥します。

そこで導入したのが、エンタルピー暖房です。

エンタルピー暖房は、別名「無電力自動加湿システム」と呼ばれる、エコシステム。エアコンの送風口前に加湿システムを設置することで、暖房の暖かい風に乗せて、空気に自然に潤いを与えます。

加湿器との大きな違いは、手軽に使えること。

例えばオール電化住宅で加湿機を使用しない場合、湿度は25%前後になります。そして、湿度25%の状態から加湿をはじめ、湿度50%を維持するには、1時間に1L程度の水が必要です。

家庭用の加湿器は、大きめのものでも、タンクには4L程度しか水が入りません。つまり、4時間でタンクの水を使い切る計算であり、こまめな給水が必要なのです。

「面倒な給水を、自動でしてくれる加湿システムがあったらいいのに…」

そこで登場したのがエンタルピー暖房”エコラクル”。給水不要、電力不要で、1日中空気に潤いを与えます。

シエナの工夫と、特許取得の加湿システムの合わせ技!


シエナホームデザインでは、天井付近に開口部を設け、家中の空間をつなげることをおすすめしています。部屋に空気がこもることを避け、エアコン1台で家全体を暖めるための工夫です。

部屋同士の空間がつながったシエナの家では、エアコンの温風に乗って、潤いは家全体に届けられます。この工夫と、エアコンを利用した加湿システム”エコラクル”を組み合わせれば、もっと快適な住環境がつくれるのではないかと、私たちは考えました。

特許商品であるエコラクルと、家中の空間をつなげるシエナのアイデア。2つの発明を組み合わせた、最高の加湿システムだと自負しています。

十分な結露対策、カビ対策が施されたシエナの家なら、湿度が高くなりすぎる心配もありません。

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